第11回目となる中小飲料メーカーによる新製品合同発表会が東京で開催されました。
中小飲料メーカーは,それぞれ地場に根ざした事業展開であるため,地場の特産品を利用するなど独自性の強い商品開発をされています。その一方で情報発信力は,インターネットの時代であっても大手飲料メーカーほどではありません。
そこで清涼飲料業界団体である全国清涼飲料工業会では,中小企業の情報発信をサポートすべく,合同発表会を開催しております。
今回は,川崎飲料株式会社,木村飲料株式会社,寿屋清涼食品株式会社,(株)友桝飲料,ホッピービバレッジ株式会社,丸源飲料工業株式会社の6社が登壇・発表しました。
木村飲料の「抹茶サイダー」は,静岡県産の有機栽培緑茶を入れたサイダー(ソーダ)です。ラベルはレトロ調になっていますが,これは輸出用の茶箱に使われていたラベルデザインをモチーフにしたとのこと。
また川崎飲料は「塩レモンサイダー」は,シチリア産のレモン果汁に,伊豆大島の天日干し塩を使って仕上げたサイダーです。塩にこだわったとのこと。塩特有の甘みとすっきりした酸味でした。写真の撮影忘れてしまいました。
丸源飲料工業は,外食産業向けに飲料・食材を製造しています。今回は,同社が1998年から展開しているフローズンスムージーベースの15・16アイテム目を発表しました。氷と同品とを1:1でミキシングするだけで,簡単にフローズンスムージーが作れることが特長です。今回の「ゆず」は,栃木県産と高知県産のゆずを使用して,すっきりサッパリとしたスムージーになっています。また「アサイーミックス」は,アサイーを手軽にミックススムージーに仕立てることができます。
この新製品合同発表会は,毎年1回,春に実施しております。次回もユニークな提案がされることでしょう。