帰国いたしました
相変わらず散発的な更新になってしまい申し訳ありません。編集長はロングツアーから帰国し,現場復帰しています(^_^)
今回の取材ツアーの結果は,順次,本誌で掲載して参りますので,お楽しみに。世界と日本の違いをまざまざと見ることになりました。
チリ大地震の復興へご協力下さい。100%果汁のブドウジュースや,アップルジュースがお勧めですが,チリワインも勿論。
さて昨日はキリンビバレッジ社の「生茶」に関する記者会見に出席しました(写真は前田社長)。
生茶は, キリンビバレッジの基幹ブランドの一つです。その強化が課題となっており,これまでの緑茶だけではなく,新たにブレンド茶をラインナップに加えた「無糖茶」ブランドへとスイッチしました。
緑茶「生茶」は,生茶葉(摘み立ての茶葉)を使っていることが特長なのですが,1番茶の生茶葉を凍結して保存し,製造の都度,解凍して使用しています。生茶は,青く若い感じのする味が特長で,キリンビバレッジでは「さわやかなおいしさ」と称しています。最近の緑茶飲料は焙じ香(焙じたときの香り)を強調する香り志向が強いのですが,生茶は焙じ香よりも生茶葉の持つ香りを強調しているようです。
新しくラインナップに加わった「生茶 朝のうるおうブレンド茶」は,穀物系のブレンド茶に生茶葉を加えたシリーズ品です。
穀物茶とは,麦や米を使用した茶飲料のことです。一般的に麦茶や玄米茶をベースとして使用していますので,麦茶に近い味わいが特長です。
ブレンド茶とは,複数の原料を合わせた茶飲料の事を指し,ビバリッジジャパンは2種類以上の原料をブレンドすると「ブレンド茶」としていますが,実際には8〜16種類と多数の原料をブレンドしている商品がほとんどです。代表的な商品は,コカ・コーラ社の「爽健美茶」やアサヒ飲料社の「十六茶」で,いずれも麦をベースにしています。
さて,この「生茶 朝のうるおうブレンド茶」は,大麦や焙煎米をベースに,生茶葉など8種類の素材を組み合わせたブレンド茶です。当然,焙じ香を強く感じるのですが,生茶葉を使用することで穀物茶特有の後味を切ってスッキリと飲めるといいます。さらにコラーゲンを配合しており・・・・ん,仲間由紀恵が宣伝していた「潤る茶」と同じじゃない?
この「生茶」の2Lペットボトルは,軽量化もしたそうです。42gから38gへと軽量化し,ボトルデザインも持ちやすく変更したそうです。ペットボトルは,単純に軽くすれば良いというモノでもないのですが,キリンビバレッジによれば,茶飲料向けのペットボトルとしては国内最軽量になったそうです。またコカ・コーラ社が「爽健美茶」で採用した植物由来原料を使用したボトルに5月下旬以後に変更するそうです。この「植物由来ペットボトル」については,機会を改めて詳しくご説明しましょう。