新名所
相変わらず締切な毎日で編集部内は大騒ぎが続いています。
今日はこっち方面へ取材。まさに新名所と呼ぶにふさわしい眺めでした。このタワー,まだ300mも残りの高さが残っていますから,完成したらどのような眺望になるのでしょう。
いずれにしても吾妻橋,まちがいなく浅草の新名所です。
さて,2月号は,2009年の清涼飲料市場の総括を特集しておりますので,内容がとても多く,編集作業は多忙を極めていますまた,2〜3月は飲料各社の新製品が毎日のように発表されます。いよいよ2010年シーズンも本格化しつつある,という実感がわいてきます。
ところで日本ではどれだけの新製品が毎年発売されると思いますか?
2009年は実に1600点を超えています(新製品&リニューアル品,容器バリエーション含む)に達します。一日平均にすると,4点以上の製品が発売されていた計算になります。
飲料業界のスラングの一つに「千三つ」というのがあります。1000点発売しても3点しか成功しない・・・という意味です。飲料業界は,新製品の成否を販売量を目安に測っています。年間で1000万函(約2.4億本)を販売すると,ヒット商品と呼ばれます。ただ近年は,1000万函に到達する新製品がなく,ヒット商品が出にくい状態になっています。
ちなみに昨年のヒット商品は・・・
1)コカ・コーラ「い・ろ・は・す」
2)キリンビール「キリンフリー」
「キリンフリー」は1000万函に届きませんでしたが,ヒット商品と呼んでよいでしょう。
だけどチョット待って下さいよ。ワタシ的には,アサヒ飲料「三ツ矢オールゼロ」もヒット商品だと思っています。何故かというと,今までの「三ツ矢サイダー」に近い味作りなのにカロリーゼロ。技術的に難しいチャレンジを乗り越えているんですよ。
あれ・・・・やっぱり「千三つ」ですね(^_^)