日本にもBurn,登場
春を迎えて,日本の清涼飲料市場も新製品が続々と登場しています。最近は新製品が売れなくなってきていると言われていますが,店頭を彩るさまざまな新製品にどうぞご注目下さい。
さて,コカ・コーラ社からは世界のエナジードリンク「burn」が日本市場に登場です。
このburn,海外では広く販売されているエナジードリンクです。
エナジードリンクとは「レッドブル」に代表される,海外でメジャーな飲料カテゴリーで,若者を中心に火がついて一気にメジャー化しました。その名の通りエネルギー補給をコンセプトにした清涼飲料で,ビタミン類,アミノ酸やカフェインなどを配合するケースが一般的です。もともとは日本の「リポビタンD」や「オロナミンC」といった栄養飲料・ドリンク剤が海外へ波及するときに形成されたカテゴリーです。エナジードリンクは,いわば里帰りした栄養飲料といって良いでしょうね。
burnもエナジードリンクの作法に従って作られており,カフェインとアミノ酸,ビタミン類が配合されています。缶飲料の方は,炭酸飲料になっており,エナジードリンクの王道といって良いでしょう。もう一つは,なんとPETボトルです。日本初の50ml(!)という超少量ボトルです。一気に飲むという意味では,まさにドリンク剤と同じ様なイメージですね。
元気のないとき,気合いを入れたいとき・・・今までの栄養飲料では若者にとってはダサいです。今までは「レッドブル」だけといってよかった日本のエナジードリンク。burnはどうなっていきますか,楽しみです。