PETボトルリサイクルシンポジウムに参加しませんか?

PETボトルリサイクルに大きな課題があることをご存じですか?

1.jpg容器包装リサイクル法という法律があって

1)市民による分別排出
2)市町村の皆様による分別収集
3)事業者による再商品化(リサイクル)

という3者による役割分担で,リサイクルが回っていますし,これが法律によって定められた仕組みです。

ちなみに,日本国内で使用されているPETボトルの総重量は57.1万トン(2008年)です。これはあらゆるPETボトルではなくて,清涼飲料・酒類,醤油やみりんなど調味料といった決められた種類だけなんですがね。

ところが,市町村で分別収集されたPETボトルが,海外(ほとんど中国です)輸出されています。PETボトルリサイクル推進協議会によれば輸出量は30.4万トンだそうで,かなりの量が輸出されていることになりますね。バーゼル条約があるはずなんですが,輸出品はPETフレーク(PETボトルを粉砕したもの)らしいです。

PETボトルリサイクル促進協議会では,こうした状況を広く知ってもらい,PETボトルリサイクルの将来を考えるシンポジウムを開催するそうです。主催はPETボトルリサイクル推進協議会,公益財団法人日本容器包装リサイクル協会,廃PETボトル再商品化協議会の3団体で,経済産業省・農林水産省・環境省が後援しています。詳しくはこちらをご覧下さい。

日時は7月9日の14:00から,場所は京浜東北線浦和駅前の浦和CORSOです。