「お酒です」マークが広がります

缶入りのチューハイやカクテルに入っている「お酒」マークが,ビール・発泡酒・新ジャンルにも広がるそうです。

この「お酒」マークは,洋酒酒造組合(缶チューハイ,ウイスキー,リキュールなどを発売しているメーカーの業界団体)で平成18年に改正施行された「低アルコールリキュール等の酒マークの表示等に関する自主基準」で定められて使用しているものです。ビール業界でも,この「お酒」マークを採用し,順次マークが入ったデザインに変更されていく模様です。これにより「アルコール0.00%」のビール風清涼飲料との区別が明確になり,誤飲防止に役立てようという狙いがあるようです。

(2012年1月20日追記訂正)上記記事は,以下のように訂正いたします。

2011年6月に「飲酒に関する連絡協議会」が「酒類の広告・宣伝および酒類容器の表示に関する自主基準」の一部を改正し,洋酒酒造組合の制定したマークをアルコール分10%未満の酒類のうち,すべての缶容器と300ml以下の缶以外の容器(びんやPETボトル,紙容器を想定しているようです)に表示することにしました。この自主基準は,2011年9月から施行されています。ビール類は,2012年より順次表示するとのことです。